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「『つまりこういうこと』彼女は眉間をくもらせたまま話を続けた。
『3つの都市にそれぞれ店舗を置き、盗んだ金の洗浄を行っているの。
引き渡しは辺境で行っているから、腕の立つ人間じゃないと運び屋は無理よ。』
『しかも口が固くないと。』
『そう。その点でアズモッティが信用しているのは2人だけ。
一人は先月、鼻毛のすごいバルバに臑を噛まれて死んだわ。』
『残った一人は?』
『なぜか4つめの都市で目撃したと言う同胞からの報告があったの。』
暫くの沈黙。
『どういうことだろう。』
『大都市をまたいだ運搬をたった一人でなんて無理よ。怪し過ぎるし。』
『新しい相棒を捜してるってことか。』
『おそらくはそういうことになるわね。』
組織に潜り込むチャンスだ。俺は彼女に提案した。」